某ユーザ系IT企業のお仕事

こんにちは。アルです。

今日は、自分がユーザ系IT企業でどんな仕事やってるのか書いてみようと思います。

 

まず一言でユーザ系IT企業といえ、部署が違えばやってることが大きく違う。

社会人のあるある・・・私が担っている仕事領域ややり方も一般的な方だと思うけど癖はあるのでご了承ください。

 

と枕詞はここまでにして、会社の仕事の流れを説明します。

 

大きな流れは次の3Step

Step1. 親会社の要望聞き取りを行う

Step2. 聞き取りした内容を元に、要件定義~開発~導入

Step3. 導入したシステムの保守

 

ユーザ系IT企業の仕事の流れ


では、もう少し深堀を

 

Step1. 親会社の要望聞き取りを行う

年の最後に、親会社の方々へ御用聞きイベントが行われます。

例1)エクセルでやってる業務を改善したい

例2)ベテランの○○さんが定年でいなくなるから、ノウハウをIT化したい!

例3)システム保守切れするし、使いにくいから新しいものにしたい

例4)昔いた人が作ったマクロがあるんだけど、その人が部署移動して管理できなくなったんで引き継いでほしい

例5)経営課題を解決するためにとりあえずDXだ!

 

こんな感じで珠玉混合した要望を聞き込み&整理して翌年にやるべきことを決めていきます。無限にお金があるわけでもないので、費用対効果とか事業の継続性を見ながら決めていきます。

独立系の開発ベンダーと大きく違うのは、やはりここですかね。営業しなくても仕事が舞い込んでくるんだから、羨ましいんじゃないでしょうか(笑)

 

Step2. 聞き取りした内容を元に、要件定義~開発~導入

次が開発フェーズです。ここもベンダーさんと違うところがいくつかあります。

まずStep1でやることを決めた案件をどうやって進めるのか決めます。これは部長・課長などの層が、人員計画や予算なんかを見ながらあ~だこ~だやりますね。

「自社のメンバーで開発」「ベンダーに請負で任せる」「自社メンバー&ベンダーの混合チームで開発」などなど、いろんな案が出てきます。ざっくり方針を決めたら、自社メンバーのリーダクラス(係長とか主任とか)も交えて体制作りからスタートします。

 開発ベンダーやってる時は、このあたりの上流工程に携わることがなかったので新鮮でした。親会社が結構大きくIT化の波も大きいので、自社メンバーだけで開発するという選択肢はほぼないのが現状ですね。この会社の新人は、コーディングする機会はとても少ないです。(ほかのユーザ系IT企業さんの話も聞いてみたいです)

 そのあとは要件定義→基本設計→詳細設計→PG→・・・導入というよくある開発の流れになります。

 

Step3. 導入したシステムの保守

最後は保守になります。Step2で誰が開発したかにもよりますが、開発に携わった自社メンバーが親会社の担当者から、何かあるたびに連絡もらって対応する感じになります。

例1)新しく製品作るんだけどマスタ登録がうまくいかないんだよね~

例2)プリンターから紙が出ない

例3)連携先のシステムが止まってるらしいんだけど、どうにかしてくれ。

などなど色々あります。場合によっては、Step1の要望に回ったりします。

 

 

こんな流れが仕事の大筋になり、これらのどこかをやってる日々の会社の歯車になってます。

 

最後に少し、今の会社のアピールポイントもいくつか書いておきます。

・フルフレックスタイム制

  自分のチームの人達は大体8~9時くらいに来ることが多い。(眠い時には10時からとかも・・・、もちろんほかの人に迷惑かけない前提ですよ!汗)

・在宅勤務もOK

  人によるけど週0~5まで、かなりランダムです。

  自分は家が近いのもあって比較的出社してますね。

・勉強用のAzure&AWSアカウント提供

  個人的にはこれがアツいです。金額の目安上限ありで好きに使って良いアカウントが貰えます。仮に上限超えたとしても理由を確認されるくらいです。自分もDB設定間違えて、結構な料金行きましたが、何事もなく終わりました。むしろ勉強していてGoodと(笑)個人アカウント作ると、お金の面でヒヤヒヤするのでホントにありがたいです。

後は家賃補助とか人材紹介制度とかよくある物が取り揃えてある感じで、福利厚生面ではとても良い会社だと思ってます。

 

もし中部にいるシステムエンジニアさんで、私の会社が気になったらコメントしてみてください(^^♪